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ヤマタノオロチの お話スサノオと、頭も 尾も 八つの 大蛇
古事記には、スサノオが、頭も尾も八つあるヤマタノオロチをお酒でねむらせてたいじし、クシナダヒメを助けた、と書かれています。お話のすじと、オロチの尾から出てきた大刀のことを知ろう。
- 説明
- 1:39(8場面)
- 問題
- 3問
公開
やってみよう
自分で考えてから、答えをひらきましょう。
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1古事記に 書かれた ヤマタノオロチの すがたは、「頭が 八つで、尾は 一つ」「頭も 尾も 八つずつ」「頭が 一つで、尾が 八つ」の どれですか。
ヒント
名前の「ヤマタ」は、八つに 分かれて いる ことを 表して います。頭だけでしょうか。
答え
「頭も 尾も 八つずつ」です。おじいさんが、オロチは 体は 一つで、頭が 八つ、尾が 八つ ある と 話して います。体には 木などが 生え、いくつもの 谷と 山に わたる ほど 大きい と 語られて います。
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2スサノオが オロチを ねむらせた ものは、「強い お酒」「おどりと 笑い声」「やさしい 子もり歌」の どれですか。
ヒント
八つの 門の 前に、何を 入れた うつわを 置いたかを 思い出そう。
答え
「強い お酒」です。何度も くりかえして 作った 強い お酒を、八つの 門ごとの うつわに 入れて おき、オロチは 頭を 入れて 飲んで、よって ねむって しまいました。「おどりと 笑い声」は、天の石屋の お話で アマテラスに 出て きて もらった 方法です。
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3スサノオが オロチを たいじした とき、尾の 中から 出て きた ものは、「かがみ」「玉の かざり」「大刀」の どれですか。
ヒント
スサノオが アマテラスに さしあげた ものです。
答え
「大刀」です。古事記では「草那芸の大刀」と 書かれ、スサノオは それを アマテラスに さしあげました。「かがみ」と「玉の かざり」は、天の石屋の お話で 神さまたちが 用意した ものです。
この単元のことば
- ヤマタノオロチ
- 頭が 八つ、尾が 八つ ある と 書かれて いる、とても 大きな へび。古事記の 書き方では 八俣遠呂知・八俣大蛇
- スサノオ
- アマテラスの 弟の 神。天から 追われて、出雲の 国に おりた と 書かれて いる。古事記の 書き方では 須佐之男命
- クシナダヒメ
- おじいさんと おばあさんの むすめ。古事記の 書き方では 櫛名田比売
- 肥の河
- 出雲の 国を 流れる 大きな 川として 書かれて いる 川。スサノオは この 川の 川上に おりた
- 草那芸の大刀
- オロチの 尾の 中から 出て きた と 書かれて いる 大刀。日本書紀では「草薙剣」と 書く
おうちの方へ
- このシリーズは、国語(1・2年「昔話や神話・伝承などの読み聞かせ」)と社会(6年「神話・伝承を手掛かりに、国の形成に関する考え方などに関心をもつ」)の学習にそって、神話をお話として、また昔の人の考え方を知る手がかりとして紹介するものです。特定の信仰をすすめるものではなく、歴史の事実として言い切ってはいません。
- お話のすじは、國學院大學の古事記ビューアー(真福寺本を底本とする校訂本文・訓読文・現代語訳)の「八俣の大蛇退治①②」で確かめました(2026年10月16日に確認)。古事記では、おじいさんとおばあさんは国つ神の足名椎・手名椎(アシナヅチ・テナヅチと読まれてきましたが、ビューアーはアナヅチ・タナヅチと読んでいます)で、もとは八人いたむすめのところへオロチが毎年来ていた、と書かれています。スサノオはアマテラスの弟だと名のってクシナダヒメをもらいうけ、くしのすがたにかえて自分の髪にさしてから、お酒の用意をさせています。オロチが出雲の肥の河を表しているという見方は、ビューアーの注釈に「見ることも出来る」とある考えの一つで、ほかの読み方もあります。
- お話はやさしく言いかえたもので、細かいところは本によってちがいます。尾から出てきたものは、古事記では「草那芸の大刀」、日本書紀の本文では「草薙剣」と書かれています。小さなお子さんも見ることを考えて、オロチがむすめたちをおそうところと、たいじのくわしいところは「おそってくる」「たいじした」と言いかえ、絵には刀や血をかいていません。