小学6年国語
物語の 表現の 効果を 考える書き表し方で 伝わり方が 変わる
同じ出来事でも、書き表し方がちがうと、読む人への伝わり方が変わります。情景のえがき方、語り手の視点、文の長さなどに目を向け、ちがう書き方とくらべて、表現の効果を自分の言葉で説明します。
- 説明
- 1:19(6場面)
- 問題
- 3問
公開
やってみよう
ノートに式を書いてから、答えをひらきましょう。
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1手紙を 読んで 悲しむ 場面です。情景で 気持ちを 伝えて いる 文は、「わたしは 悲しかった。」「灰色の 雲が 空を おおって いた。」「わたしは 手紙を 読んだ。」の どれですか。
ヒント
天気や 景色の 様子が 書かれて いる 文を さがそう。
答え
「灰色の 雲が 空を おおって いた。」です。空の 様子(情景)を えがく ことで、人物の 暗く しずんだ 気持ちが 伝わって くると 感じられます。「わたしは 悲しかった。」は 気持ちを そのまま 書いた 文、「わたしは 手紙を 読んだ。」は した ことを 書いた 文です。
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2「走った。息が 切れる。あと 少し。」を「走った。息が 切れる、あと 少し。」と くらべましょう。変えたのは、後ろの 二つの 文の 間の 句点を 読点に した ことだけです。短い 文が 続く 書き方の 効果を 説明しましょう。
ヒント
二つを 声に 出して 読みくらべて みよう。
答え
(例)この 例では、短い 文が 続く ことで、走って いる 人の 息づかいや きんちょうが 伝わって くると 感じられます。文を つなぐと、息を つぐ 間が へって、少し 落ち着いた 感じに なると 感じる 人も います。短い 文が いつも 同じ 効果を もつ わけでは なく、内容や 前後の 文に よって 変わります。感じ方は 人に よって ちがって かまいません。どの 表現から そう 感じたかを いっしょに 言えて いれば よいです。
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3「雨が ふって いた。」と「雨が 窓を たたいて いた。」では、伝わり方は どう ちがいますか。
ヒント
「ふって」と「たたいて」の ちがいに 目を 向けよう。
答え
(例)同じ 雨でも、「雨が 窓を たたいて いた。」の 方は、雨つぶが 窓に 当たる 所に 目が 向き、音まで 聞こえて くる ように 感じられます。「たたいて」という 言葉から、雨つぶが 窓に 当たる 様子を 想像できるからです。感じ方は 人に よって ちがって かまいません。
この単元のことば
- 表現の 効果
- その 書き表し方に した ことで、読む 人に 伝わる 感じや 様子
- 語り手
- 物語の 中で、出来事や 様子を 読む 人に 語って 聞かせる 役
- 視点
- 物語が、だれの 目から 見た ように 語られて いるか という、見る 位置
おうちの方へ
- 教科書ごとに単元名や扱う順は少しずつ違います。このページは学習指導要領の内容にそって作っています。
- 表現の効果に、正解は一つではありません。同じ書き方でも、内容や前後の文によって感じ方は変わります。お子さんが物語を読んでいるときに、「この文がもし別の書き方だったら、どう感じる?」と聞いてみてください。くらべることで、どの言葉からそう感じたのかを説明しやすくなります。
- 例文はすべてこのページのために作ったものです。実在の物語や教科書の教材文はあつかっていません。比喩・反復という技法そのものの学習は「比喩と反復」の単元をご覧ください。