研究検証台帳
学んだ直後の睡眠も、時間をおいてからの睡眠も、起きている時間とは違い、子どもの言葉の記憶の定着を高める
Jutta Backhaus、Ralf Hoeckesfeld、Jan Born、Fritz Hohagen、Klaus Junghanns(2008年)
書誌と確認の記録
- 資料の種別
- 論文データベース
- DOI
- 10.1016/j.nlm.2007.08.010
- 確認日
標本
9〜12歳の子ども27人(同じ子どもが、夜に学んで朝と夕方にテストする条件と、朝に学んで夕方と翌朝にテストする条件の両方に参加)
報告
言葉の組を覚える課題で、夜に学んだ場合も朝に学んだ場合も、覚えている量が有意に増えたのは、あいだに睡眠をはさんだあとだけで、昼間に起きていたあいだには増えなかったと報告している。睡眠が学んだ直後でも、昼間に起きていたあとでも、同じように見られたとしている。
限界
- 一般化できない範囲
- 27人の実験で、覚えたのは言葉の組。学校の教科の学習や成績は抄録に報告がない。学ぶ時刻(夜か朝か)とテストの時刻も条件によって違う。
この研究を参照するページ
- 学んだあとに眠ると、同じ時間起きていた場合より、学んだことをよく覚えていたと報告されていますか?言葉などを覚える課題では、子どもの実験で報告があります。9〜12歳27人の実験では、覚えている量が増えたのは睡眠をはさんだあとだけで、10〜14歳40人の実験では、眠った側の正答数が20.6%多かったと報告されています。ただし、手の動きの技能の課題では、6〜8歳の子どもは眠った側の伸びが小さかったという報告もあります。これらの実験の多くは、眠る条件は夜に、起きている条件は朝に学ぶため、学ぶ時刻の違いも含まれます。同じ夜のうちで学ぶ時刻だけを変えた研究や、学校の成績を調べた研究は、この確認の範囲では見つかりませんでした。
- 学び方の研究ノート:思い出す・間をあける・まぜて解く・手で書く・動画・学習スタイル・ほめ方・睡眠思い出す練習、間をあけた復習、種類をまぜた練習、手で書くか打つか、動画で学ぶこと、学習スタイル、ほめ方、学んだあとの睡眠の8つについて、研究で確かめられていることと、まだ確かめられていないことを分けて読みます。関連するエレメンタリーの教材も紹介しますが、その効果をこれらの研究が確かめたものではありません。
- 研究検証台帳の一覧登録済みの研究を標本・報告・一次資料で並べています。