研究検証台帳
睡眠は記憶を高める:思春期の初めの長期の記憶への睡眠の効果
Katya Trudeau Potkin、William E. Bunney Jr(2012年)
書誌と確認の記録
- 資料の種別
- 出版社
- DOI
- 10.1371/journal.pone.0042191
- 確認日
標本
10〜14歳の40人(睡眠をはさむ条件と、はさまない条件に無作為に割り当て)
報告
朝9時に学んで12時間後の夜に睡眠なしでテストした群と、夜9時に学んで睡眠をはさみ翌朝9時にテストした群を比べ、耳で聞いた言葉の組の正答数が、睡眠をはさんだ群で20.6%多かった(p<0.03)と報告している。比べるために行った作業記憶の課題の成績は、時刻や睡眠と関係しなかったとしている。
限界
- 一般化できない範囲
- 40人の実験で、覚えたのは耳で聞いた言葉の組。学校の教科の学習や成績は抄録に報告がない。学ぶ時刻(朝か夜か)も条件によって違う。
この研究を参照するページ
- 学んだあとに眠ると、同じ時間起きていた場合より、学んだことをよく覚えていたと報告されていますか?言葉などを覚える課題では、子どもの実験で報告があります。9〜12歳27人の実験では、覚えている量が増えたのは睡眠をはさんだあとだけで、10〜14歳40人の実験では、眠った側の正答数が20.6%多かったと報告されています。ただし、手の動きの技能の課題では、6〜8歳の子どもは眠った側の伸びが小さかったという報告もあります。これらの実験の多くは、眠る条件は夜に、起きている条件は朝に学ぶため、学ぶ時刻の違いも含まれます。同じ夜のうちで学ぶ時刻だけを変えた研究や、学校の成績を調べた研究は、この確認の範囲では見つかりませんでした。
- 学び方の研究ノート:思い出す・間をあける・まぜて解く・手で書く・動画・学習スタイル・ほめ方・睡眠思い出す練習、間をあけた復習、種類をまぜた練習、手で書くか打つか、動画で学ぶこと、学習スタイル、ほめ方、学んだあとの睡眠の8つについて、研究で確かめられていることと、まだ確かめられていないことを分けて読みます。関連するエレメンタリーの教材も紹介しますが、その効果をこれらの研究が確かめたものではありません。
- 研究検証台帳の一覧登録済みの研究を標本・報告・一次資料で並べています。