子育て世帯の引っ越しガイド

1歳で保育園に入れたいときは待機児童の年齢ごとの内訳を見ます

1歳児クラスを希望するときは、待機児童数の1歳の欄を最初に確認します。こども家庭庁の調査では、2025年4月1日時点で、全国1,741市区町村の待機児童数は合計2,254人です。保育所等の利用状況を見るときは合計だけでなく年齢別の内訳があり、1歳児クラスを申し込む世帯は1歳の数字まで確認すると候補地を比べやすくなります。

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待機児童の人数は年齢ごとに分かれています

市区町村が発表する合計値には、年齢ごとの人数の違いが隠れています。1歳児クラスへの申し込みを考えているときは、1歳の内訳を確認していきます。年齢別の詳しい人数は、下の表を見てください。

待機児童は、利用できなかった子どもの全員ではなく、国の調査の定義(決められた基準のこと)に当てはまる子どもだけを数えています。「育休中」の人や「特定の施設のみを希望」している人などは、待機児童の数に入りません。どの申込者を数えないかは、「待機児童0人」でも入れないことがある理由で4つの数字と一緒に説明しています。

保育所等の利用を申し込んだ人の数も、年齢ごとに分かれています。0歳は141,980人で、1歳は473,953人です。2歳は527,718人で、3歳以上は1,621,584人となっています。自分が申し込む年齢の数字が個別に集計されている点を、ここで確かめておきます。

年齢待機児童数利用を申し込んだ人数
0歳164人141,980人
1歳1,361人473,953人
2歳516人527,718人
3歳以上213人1,621,584人
合計2,254人2,765,235人

全国の数字では1歳の待機児童が最も多くなっています

保育園の情報を調べるときは、候補地の市区町村ページを開きます。保育の項目にある年齢別の待機児童数のうち、1歳の欄を先に見ます。全国の待機児童数2,254人のうち、1歳は1,361人で最も多い人数です。次いで2歳が516人、3歳以上が213人、0歳が164人となっています。合計の中で1歳の数字が大きいことが確認できるため、1歳の欄を先に見る意味があります。

市区町村ごとに見ても、待機児童が1人以上いる市区町村は211あります。そのうち、待機児童が1歳と2歳だけの市区町村は90あります。0歳から2歳までだけの市区町村は131あります。待機児童が出ている市区町村の中には、年齢が低い層だけに数字が出ているところがあります。

これらは全国を合わせた集計値です。候補にしている市区町村で1歳の待機児童が何人いるかは、それぞれの公表内容を見て確かめます。全国では1歳が最も多いという事実をもとに、候補地ごとの年齢別の数字を確認していきます。

待機児童に数えない申込者の内訳を確認します

1歳の欄を見た後は、同じページで待機児童に数えない申込者の内訳を確認します。この申込者にも年齢別の集計があり、3つの分類に分かれています。「育休中」は保護者が育児休業中で、調査の定義により待機児童に数えない申込者です。「特定の施設のみを希望」は、特定の保育所等だけを希望していて他の施設を希望していない申込者を指します。「求職活動を休止中」は保護者が仕事探しを一時的にやめている申込者です。

育休中の人数は、0歳が3,947人、1歳が9,820人、2歳が863人、3歳以上が413人です。特定の施設のみを希望している申込者は、0歳が5,587人、1歳が20,026人、2歳が7,550人、3歳以上が6,306人となっています。求職活動を休止中の申込者は、0歳が518人、1歳が2,059人、2歳が1,239人、3歳以上が630人です。

この3つの分類は、いずれも1歳の人数が最も多くなっています。待機児童数だけを読むと1歳は1,361人ですが、待機児童の集計に入らない申込者にも年齢差があります。待機児童数0人という表示を見たときも、数字の定義を確認したうえで、年齢別の申込状況まで読むと候補地の様子が捉えやすくなります。

育休中、特定の施設のみを希望、求職活動を休止中という分類は、待機児童数とは別の集計です。候補地を比べるときも、待機児童数と3分類の人数をそれぞれ別の指標として、同じ年齢の欄どうしで確かめます。

合計の人数を比べる前に同じ年齢の欄を並べます

候補地どうしを比べるときは、全体の合計を並べる前に、同じ年齢の欄どうしを並べて見ていきます。全国の合計2,254人の中にも、0歳164人、1歳1,361人、2歳516人、3歳以上213人という内訳があります。同じ合計人数の自治体があるときも、どの年齢に人数がいるかは年齢別の欄を見て確かめます。

待機児童が1人以上いる211市区町村のうち、90市区町村では待機児童が1歳と2歳だけです。131市区町村では0歳から2歳までだけとなっています。市区町村全体の数字に加えて、年齢の内訳まで見ることで、自分が申し込むクラスと公表されている数字を合わせられます。

定員から利用児童数を引いた数は空きを意味しません。「待機児童0人」でも入れないことがある理由で説明している通り、それぞれの数字が表す内容は異なります。候補地を比べるときは、合計値を一つの目安として見ながら、1歳児クラスを希望するときは1歳の欄を探して確認します。

入りたいクラスの年齢を決めてから数字を追っていきます

候補地の市区町村ページをいくつか選んだ後は、まず自分の子どもが何歳のクラスへ申し込むのかを決めます。その年齢の数字をそろえて並べると、自治体ごとの状況を比べやすくなります。1歳児クラスなら、待機児童数の1歳、利用申込者数の1歳、待機児童に数えない申込者の1歳の内訳を順番に確かめます。

この順番で見ていくと、市区町村全体の合計値を見た後に、自分の申し込み年齢へ焦点を移せます。全国集計では1歳の待機児童が1,361人です。候補地ごとに状況は異なるため、公表されている年齢別の数字をそのまま確認します。

次にすることは、候補地の市区町村ページで、自分が申し込む年齢の欄どうしを並べて比べることです。あわせて、0人が何年度続いているかの見方は待機児童0人を10年度で比べるで案内しています。

基準日
2025年4月1日現在