子ども医療費助成の全国統計
こども家庭庁の調査をもとに、全国1,741市区町村の子ども医療費助成を集計しました。助成の対象年齢、所得制限、自己負担のそれぞれについて、全国でどう分かれているかと、都道府県ごとの内訳を示します。
市区町村ごとの内容は、各都道府県のページで確認できます。このページの割合は、ことわりのない限り全国1,741市区町村を分母としています。
1自治体(奈良県吉野町)は原本の欠落により令和6年度調査の値を使用しています。
- 出典
- こども家庭庁「こどもに係る医療費の助成についての調査(令和7年度)」
- 基準日
- 2025年4月1日現在
全国の要点
通院
対象年齢が高校卒業まで、またはそれより長い
1,586市区町村
1,741市区町村のうち91.1%
入院
対象年齢が高校卒業まで、またはそれより長い
1,617市区町村
1,741市区町村のうち92.9%
通院
所得制限が「だれでも対象」
1,692市区町村
1,741市区町村のうち97.2%
通院
自己負担が「窓口の支払いなし」
1,320市区町村
1,741市区町村のうち75.8%
このページで使う言葉
- 助成の対象年齢
- 助成を受けられる上限です。学年で書いていますが、その学校に通っているかどうかは関係ありません。
- 所得制限
- 世帯の収入が多いと助成を受けられなくなる仕組みです。いくらから対象外になるかは市区町村ごとに違います。
- 自己負担
- 病院の窓口で自分で払うお金です。金額は市区町村ごとに違い、この調査には含まれていません。
「小学校卒業まで」「高校卒業まで」といった学年での言い方は、年齢の区切りを表しています。在学は条件ではないため、高校に進学しなかった場合も対象です。
助成の対象年齢の分布
通院・入院それぞれについて、助成の対象年齢がどの区分に何市区町村あるかです。
各区分の上が通院、下が入院です。棒の長さは市区町村数に比例し、目盛の右端が全国1,741市区町村です。
| 助成の対象年齢 | 通院 | 入院 | ||
|---|---|---|---|---|
| 市区町村数 | 割合 | 市区町村数 | 割合 | |
| 小学校に上がる前6歳になった後の最初の3月31日 | 9 | 0.5% | 1 | 0.1% |
| 小学校卒業まで12歳になった後の最初の3月31日 | 1 | 0.1% | 7 | 0.4% |
| 中学卒業まで15歳になった後の最初の3月31日 | 145 | 8.3% | 116 | 6.7% |
| 高校卒業まで18歳になった後の最初の3月31日 | 1,576 | 90.5% | 1,600 | 91.9% |
| 19歳になった後の3月末まで | 0 | 0.0% | 0 | 0.0% |
| 20歳の年度末まで20歳になった後の最初の3月31日 | 4 | 0.2% | 4 | 0.2% |
| 22歳の年度末まで22歳になった後の最初の3月31日 | 6 | 0.3% | 7 | 0.4% |
| 24歳の年度末まで24歳になった後の最初の3月31日 | 0 | 0.0% | 6 | 0.3% |
| 合計 | 1,741 | 100.0% | 1,741 | 100.0% |
対象年齢が高校卒業まで、またはそれより長い市区町村は、通院1,586(91.1%)、入院1,617(92.9%)です。割合は小数第1位で四捨五入しているため、合計が100.0%にならないことがあります。
出典: こども家庭庁「こどもに係る医療費の助成についての調査(令和7年度)」(2025年4月1日現在)
所得制限と自己負担の分かれ方
通院・入院それぞれについて、収入による制限がある市区町村と、病院の窓口での支払いがある市区町村の数です。
濃い帯が「収入によっては対象外」「窓口で支払いあり」、淡い帯が「だれでも対象」「窓口の支払いなし」です。帯の全体が全国1,741市区町村です。
| 区分 | 通院 | 入院 | ||
|---|---|---|---|---|
| 市区町村数 | 割合 | 市区町村数 | 割合 | |
| 所得制限 | ||||
| 収入によっては対象外 | 49 | 2.8% | 48 | 2.8% |
| だれでも対象 | 1,692 | 97.2% | 1,693 | 97.2% |
| 自己負担 | ||||
| 窓口で支払いあり | 421 | 24.2% | 330 | 19.0% |
| 窓口の支払いなし | 1,320 | 75.8% | 1,411 | 81.0% |
割合は小数第1位で四捨五入しています。
出典: こども家庭庁「こどもに係る医療費の助成についての調査(令和7年度)」(2025年4月1日現在)
都道府県別の集計
通院について、対象年齢が高校卒業まで、またはそれより長い市区町村が、各都道府県で何割かです。割合の分母は、その都道府県の市区町村数です。
割合の高い順に並べ、同じ割合はJISコード順としています。柿色の縦線は全国の割合(91.1%)です。都道府県名つきの全数値は、下の表3にあります。
| 都道府県 | 市区町村数 | 高校卒業まで、またはそれより長い | 所得制限 | 自己負担 | |
|---|---|---|---|---|---|
| 市区町村数 | 割合 | ||||
| 北海道 | 179 | 150 | 83.8% | 26 | 38 |
| 青森県 | 40 | 40 | 100.0% | 0 | 0 |
| 岩手県 | 33 | 33 | 100.0% | 1 | 7 |
| 宮城県 | 35 | 34 | 97.1% | 0 | 1 |
| 秋田県 | 25 | 25 | 100.0% | 0 | 2 |
| 山形県 | 35 | 35 | 100.0% | 0 | 0 |
| 福島県 | 59 | 59 | 100.0% | 0 | 0 |
| 茨城県 | 44 | 44 | 100.0% | 0 | 29 |
| 栃木県 | 25 | 25 | 100.0% | 0 | 0 |
| 群馬県 | 35 | 35 | 100.0% | 0 | 1 |
| 埼玉県 | 63 | 63 | 100.0% | 0 | 0 |
| 千葉県 | 54 | 54 | 100.0% | 0 | 37 |
| 東京都 | 62 | 62 | 100.0% | 4 | 18 |
| 神奈川県 | 33 | 31 | 93.9% | 1 | 2 |
| 新潟県 | 30 | 30 | 100.0% | 0 | 19 |
| 富山県 | 15 | 14 | 93.3% | 0 | 0 |
| 石川県 | 19 | 18 | 94.7% | 0 | 1 |
| 福井県 | 17 | 16 | 94.1% | 0 | 2 |
| 山梨県 | 27 | 27 | 100.0% | 0 | 0 |
| 長野県 | 77 | 77 | 100.0% | 0 | 35 |
| 岐阜県 | 42 | 39 | 92.9% | 0 | 0 |
| 静岡県 | 35 | 35 | 100.0% | 0 | 4 |
| 愛知県 | 54 | 48 | 88.9% | 0 | 1 |
| 三重県 | 29 | 16 | 55.2% | 4 | 0 |
| 滋賀県 | 19 | 19 | 100.0% | 0 | 6 |
| 京都府 | 26 | 19 | 73.1% | 1 | 18 |
| 大阪府 | 43 | 43 | 100.0% | 0 | 42 |
| 兵庫県 | 41 | 31 | 75.6% | 9 | 7 |
| 奈良県 | 39 | 39 | 100.0% | 0 | 22 |
| 和歌山県 | 30 | 29 | 96.7% | 0 | 0 |
| 鳥取県 | 19 | 19 | 100.0% | 0 | 0 |
| 島根県 | 19 | 19 | 100.0% | 0 | 4 |
| 岡山県 | 27 | 24 | 88.9% | 0 | 1 |
| 広島県 | 23 | 19 | 82.6% | 2 | 22 |
| 山口県 | 19 | 16 | 84.2% | 1 | 1 |
| 徳島県 | 24 | 24 | 100.0% | 0 | 8 |
| 香川県 | 17 | 17 | 100.0% | 0 | 0 |
| 愛媛県 | 20 | 20 | 100.0% | 0 | 0 |
| 高知県 | 34 | 33 | 97.1% | 0 | 0 |
| 福岡県 | 60 | 31 | 51.7% | 0 | 41 |
| 佐賀県 | 20 | 19 | 95.0% | 0 | 16 |
| 長崎県 | 21 | 21 | 100.0% | 0 | 20 |
| 熊本県 | 45 | 45 | 100.0% | 0 | 2 |
| 大分県 | 18 | 17 | 94.4% | 0 | 5 |
| 宮崎県 | 26 | 11 | 42.3% | 0 | 9 |
| 鹿児島県 | 43 | 37 | 86.0% | 0 | 0 |
| 沖縄県 | 41 | 24 | 58.5% | 0 | 0 |
| 全国 | 1,741 | 1,586 | 91.1% | 49 | 421 |
「高校卒業まで、またはそれより長い」の割合は、その都道府県の市区町村数を分母としています。「所得制限」「自己負担」の欄は、通院について、収入による制限がある市区町村の数と、病院の窓口での支払いがある市区町村の数です。都道府県名をえらぶと、その都道府県の市区町村一覧へ移動します。
25都道府県は、通院の対象年齢が高校卒業まで、またはそれより長い市区町村が、その都道府県のすべてを占めます。最も低いのは宮崎県の42.3%(26市区町村のうち11)です。
出典: こども家庭庁「こどもに係る医療費の助成についての調査(令和7年度)」(2025年4月1日現在)
読み方の注意
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所得制限が「収入によっては対象外」の市区町村でも、すべての世帯が対象外になるわけではありません。いくらから対象外になるかは市区町村ごとに違い、世帯の人数や扶養している人数でも変わります。
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自己負担が「窓口で支払いあり」でも、窓口で払う金額は市区町村ごとに違います。この調査には金額が含まれていないため、このページでは金額を扱っていません。
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この集計は2025年4月1日現在の調査にもとづきます。助成の内容は年度の途中でも変わることがあります。お住まいの、または引っ越し先の市区町村の内容は、各都道府県のページと市区町村の公式情報でご確認ください。