研究検証台帳
在籍校の変更と学力の伸び:教育の中断と継続の事例研究
Jeffrey Grigg(2012年)
書誌と確認の記録
- 資料の種別
- 出版社
- DOI
- 10.1177/0038040712441374
- 確認日
標本
学区の通学区域の大きな変更が行われた時期の、米国ナッシュビル都市圏の公立学校3〜8年生の追跡データ
報告
小学校から中学校への進学のような学年の切り替えによる移動を含む4種類の在籍校の変更すべてで、変更した年の読解・算数の学力の伸びが低く、その差は年間の予想される伸びの約6%、授業日数で約10日分に当たると報告した。
限界
- 一般化できない範囲
- 1つの都市圏の学区での結果で、通学区域の変更という特別な時期を含む。年度途中と年度の区切りの転校を直接比べた結果ではなく、日本の学校での結果でもない。
この研究を参照するページ
- 年度の途中の転校と年度の区切りでの転校で、学力への影響に違いがあると研究で報告されていますか?報告は限られ、一様ではありません。米国テキサス州の1990年代の算数の記録では、転校した本人の負担に年度途中かどうかの差は確認されませんでした。一方、転校していない子どもでは、学校の転入が多いことによる伸びの低下が年度途中の転入で大きく、低所得層の子どもに集中していたと報告されています。時期を比べた研究は今回確認した範囲ではこの1本で、日本の学校を対象にした比較もありませんでした。
- 引っ越し・転校が子どもに与える影響は、研究でどこまで分かっているか転校と学力、引っ越しと心の健康、転校の時期、育つ地域と成人後の所得を、海外と日本の研究の標本と報告に分けて整理します。転入先で変わる子ども医療費助成の対象年齢も、行政統計で確かめます。
- 研究検証台帳の一覧登録済みの研究を標本・報告・一次資料で並べています。