科学者・発明家はじめての 科学者・発明家
猿橋勝子は 何を 問い、どう ためしたの?海の 水に とけた ごく わずかな 物を はかる
猿橋勝子は、海の水にとけている、ごくわずかな物を正確にはかる方法を作った地球化学者です。ほかの国の科学者と測定の結果がちがったときは、同じ水を両方ではかってくらべ、正しさをたしかめました。
- 説明
- 2:28(8場面)
- 問題
- 3問
公開
やってみよう
自分で考えてから、答えをひらきましょう。
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1はかった 結果が ほかの 人と ちがった とき、猿橋勝子は どう しましたか。「声の 大きい ほうが 正しい」「同じ 試料を 両方で はかって くらべる」「はかるのを やめる」から えらびましょう。
ヒント
科学では、同じ 条件で たしかめるのでしたね。
答え
「同じ 試料を 両方で はかって くらべる」です。1962年に アメリカで、同じ 試料を はかって くらべ、測定の 正しさを 示しました。
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21954年に 漁船に ふった 白い 灰の 正体は、「サンゴの かけら」「火山の 灰」「海の 塩」の どれでしたか。
ヒント
海の 生き物が 作る、かたい 物です。
答え
「サンゴの かけら」です。猿橋勝子が 作った 分析の 方法で 調べて、明らかに なりました。
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3猿橋賞は、「スポーツ選手を たたえる 賞」「絵を かく 人の 賞」「自然科学の 女性研究者を たたえる 賞」の どれですか。
ヒント
猿橋勝子は、女性の 科学者でした。
答え
「自然科学の 女性研究者を たたえる 賞」です。1980年に つくった 会が、毎年 おくって います。
この単元のことば
- 地球化学者
- 海や 空気、岩などに ふくまれる 物を 調べる 学者
- 分析
- 物に 何が どれだけ ふくまれて いるかを 調べる こと
- 試料
- 調べる ために とった 水や 土などの 物
- 精度
- はかった 値が どれだけ 正確か という こと
おうちの方へ
- シリーズ「はじめての 科学者・発明家」の人物の回です。猿橋勝子の生まれた年と場所、1943年の帝国女子理学専門学校(今の東邦大学理学部)の卒業と中央気象台の研究部(今の気象庁気象研究所)での研究、海水中の炭酸物質を調べるための微量分析の装置と方法、1954年の第五福竜丸事件でふった灰がサンゴのかけらだと明らかにしたこと、海水中の放射性物質の測定値をめぐり1962年にアメリカで同じ試料による検証を行ったこと、1980年の「女性科学者に明るい未来をの会」と猿橋賞、女性初の日本学術会議会員は、東邦大学の広報誌(2017年10月号)と日本気象学会の機関誌「天気」(2007年11月号、気象研究所の研究者による記事)で、2026年10月23日に確かめました。
- 核実験や放射性物質については、こわがらせないよう、事実を短く伝え、絵にはしていません。猿橋勝子は平和や女性科学者の地位向上のための活動もしましたが、この回では研究の方法(ごくわずかな量を正確にはかる・同じ試料でくらべる)に注目しています。
- ご家庭では、同じ水を二つのコップに分けて、温度計で同時にはかるなど、「同じ物をはかってくらべる」体験をしてみてください。