研究検証台帳
思い出す練習を小学生に使うには、手助けつきの思い出しが要る
Jeffrey D. Karpicke、Janell R. Blunt、Megan A. Smith、Stephanie S. Karpicke(2014年)
書誌と確認の記録
- 資料の種別
- 出版社
- DOI
- 10.1016/j.jarmac.2014.07.008
- 確認日
標本
小学生(教室での活動。人数・学年は抄録に記載なし。3つの実験)
報告
大学生で効く方法を小学生に当てはめた。何も見ずに文章を自由に思い出させると、思い出せたのは約10%で、読み直しても伸びはほとんどなかった。一方、問いを地図の形で並べた手助けつきの思い出しは、繰り返し読むより学習を高めたと報告している。
限界
- 一般化できない範囲
- 手助けのない自由再生では効果が見られず、小学生では思い出し方の支え方によって結果が分かれる。
この研究を参照するページ
- 小学生を対象にした研究でも、読み直すより思い出す練習のほうが覚えていたと報告されていますか?報告されています。小学3年生や平均10歳の子どもの実験で、思い出す練習をした側の成績が高かったという報告があります。ただし、選択肢から選ぶテストでは差がなかった実験や、何の手がかりもなく思い出させるとほとんど思い出せなかった実験もあり、テストの形式と思い出し方の支え方で結果が分かれています。
- 学び方の研究ノート:思い出す・間をあける・まぜて解く・手で書く・動画・学習スタイル思い出す練習、間をあけた復習、種類をまぜた練習、手で書くか打つか、動画で学ぶこと、学習スタイルの6つについて、研究で確かめられていることと、まだ確かめられていないことを分けて読みます。関連するエレメンタリーの教材も紹介しますが、その効果をこれらの研究が確かめたものではありません。
- 研究検証台帳の一覧登録済みの研究を標本・報告・一次資料で並べています。