研究検証台帳
所得の低い世帯の子どもにおける患者の自己負担と医療の利用
Reo Takaku(2017年)
書誌と確認の記録
- 資料の種別
- 大学機関リポジトリ
- DOI
- 10.15057/28614
- 確認日
標本
北海道の1市の国民健康保険に加入する3〜6歳の子どもの月次データ(2004年10月の制度変更の前後)
報告
2004年10月に北海道の助成が3歳未満から未就学児全体へ広がった際、住民税非課税世帯の子どもは負担が3割から0円に、それ以外の世帯の子どもは1割になった差を使い、外来の利用の価格弾力性を-0.23と推定した。
限界
- 一般化できない範囲
- 1市の国民健康保険加入者の結果で、比べているのは0円と1割負担の差である。受診の量を推定した研究で、健康がどう変わったかの答えにはならない。
この研究を参照するページ
- 子ども医療費の窓口負担が0円になると、子どもの通院は増えると報告されていますか?確認した日本の研究では、増えるという報告で方向がそろっています。ただし同じデータや同じ研究グループによる結果を含み、独立に確かめた研究の数とは読めません。ちょうど0円になると、少額の負担が残る場合より受診が段差をもって増えたとする研究もあります。増え方の大きさは子どもの年齢、データの時期、比べた負担の差で異なり、どの自治体でも同じだけ増えるという予測にはなりません。
- 子ども医療費助成で受診が増えることと、子どもが健康になることは別の問い子ども医療費の助成が広がったとき、受診、受診の中身、入院や健康、受診控え、親の負担について日本の研究が何を報告しているかを、研究ごとの対象と限界とあわせて整理します。
- 研究検証台帳の一覧登録済みの研究を標本・報告・一次資料で並べています。