研究検証台帳
小学校一年生の壁と日本の放課後保育
高久玲音(2019年)
書誌と確認の記録
- 資料の種別
- 政府研究機関
- 確認日
標本
1995〜2010年の『国民生活基礎調査』の子どもを持つ世帯(子どもの月齢で小学校入学の前後を比べる回帰不連続デザイン)
報告
子どもの小学校入学とともに母親の就労率がおおむね10%低下し、常勤雇用と短期間雇用の母親で低下が目立ったと報告した。自営業の母親では低下は観察されなかった。
限界
- 一般化できない範囲
- 2010年までの全国平均で、幼稚園を利用していた世帯も含む。労働時間は分析できておらず、低下の理由が放課後保育の不足かどうかを直接分けた推定ではない。
この研究を参照するページ
- 子どもの小学校入学の前後で、母親の就業が変わると報告されていますか?日本の研究2件(同じ著者)が、小学校入学時の母親の就業の低下を報告しています。1995〜2010年の全国調査では入学とともに母親の就労率がおおむね10%下がり、常勤雇用と短期間雇用で目立ち、自営業では観察されませんでした。もう1件は、第1子が未就学時に保育所を利用していた母親で、第1子の入学時に核家族の母親の就業率が三世代同居より10.9ポイント下がったと報告しています。どちらも近年の状況や、原因が学童保育の不足かどうかは示していません。
- 学童保育の待機児童・開所時間と「小1の壁」、研究で分かっている範囲学年別の待機児童と終了時刻は国の集計で読みます。小学校入学時の母親の就業、学童保育の利用しやすさと就業、子どもの発達は、それぞれ別の研究の範囲として分けて読みます。
- 研究検証台帳の一覧登録済みの研究を標本・報告・一次資料で並べています。