研究検証台帳
奨学金受給が生活時間、収入、支出に与える影響
大澤 銀河(2025年)
書誌と確認の記録
- 資料の種別
- 政府研究機関
- 確認日
標本
日本学生支援機構の学生生活調査(2014・2016・2018・2020年度)の個票データ
報告
似た属性の学生どうしを比べると、奨学金を受けている学生は修学費の支出や勉強時間が多い傾向があり、給付型奨学金の受給者にも同じ傾向がみられ、貸与型の受給者との大きな差は観察されなかったと報告した。
限界
- 一般化できない範囲
- 在学中の生活時間と支出の比較で、中退・卒業・卒業後の就業や所得は扱っていません。財務省財務総合政策研究所の討議用論文で、執筆者個人の見解とされています。
この研究を参照するページ
- 日本の給付型奨学金や授業料減免を受けて進学した人は、卒業後の就業や所得が変わると研究で示されていますか?日本の給付型奨学金・授業料減免については、今回確認した研究からは示されていません。新制度の研究が扱うのは進学したかと進学後に給付を受けたかまでで、卒業直後の収入を比べた日本の研究は主に貸与型が対象です。米国では、テキサス州の公立4年制大学の初年次の低所得の学生で、連邦の給付額の境界による追加給付の資格がその後の所得を増やしたという報告があります。
- 奨学金と進学・中退・卒業後の暮らしの関係は、どこまで調べられているか給付型と貸与型の奨学金について、進学、在学中の中退、卒業後の暮らしに分けて、研究と国の統計が報告している範囲を整理します。
- 研究検証台帳の一覧登録済みの研究を標本・報告・一次資料で並べています。