研究検証台帳
テスト強化学習の転移:メタ分析と総合
Steven C. Pan、Timothy C. Rickard(2018年)
書誌と確認の記録
- 資料の種別
- 論文データベース
- DOI
- 10.1037/bul0000151
- 確認日
標本
122の実験・67本の論文、合計10,382人(年齢・学年の内訳は抄録に記載なし)
報告
練習テストで学んだことが別の形式の問題などへ転移するかをメタ分析し、読み直し等の対照より転移の効果があった(d = 0.40)と報告している。転移は応用問題・推論問題では大きく、学んだ順番を並べ替えた問題や、例題を使う問題では小さい。
限界
- 一般化できない範囲
- 効果はテスト形式や元のテストの成績などの条件で大きく変わり、出版バイアスを調整すると条件によっては転移が見られなくなる場合があるとされる。
この研究を参照するページ
- 思い出す練習をすると、練習していない応用の問題まで解けるようになると報告されていますか?結果が分かれています。研究をまとめたメタ分析は、応用問題や推論の問題への広がりがあったと報告しましたが、出版の偏りを補正すると条件によっては見られなくなるとしています。中学生の理科で広がりを報告した研究がある一方、推論の問題では伸びなかった研究もあります。小学生で応用問題への広がりを調べた研究は、この確認の範囲では見つかりませんでした。
- 学び方の研究ノート:思い出す・間をあける・まぜて解く・手で書く・動画・学習スタイル思い出す練習、間をあけた復習、種類をまぜた練習、手で書くか打つか、動画で学ぶこと、学習スタイルの6つについて、研究で確かめられていることと、まだ確かめられていないことを分けて読みます。関連するエレメンタリーの教材も紹介しますが、その効果をこれらの研究が確かめたものではありません。
- 研究検証台帳の一覧登録済みの研究を標本・報告・一次資料で並べています。