研究検証台帳
思い出す練習は演繹的な推論には転移しない
Robert Tran、Doug Rohrer、Harold Pashler(2015年)
書誌と確認の記録
- 資料の種別
- 論文データベース
- DOI
- 10.3758/s13423-014-0646-x
- 確認日
標本
参加者(年齢・人数は抄録に記載なし。4つの実験)
報告
前提の文を学び、読み直す群と穴埋めテストで復習する群を比べた。前提の再生はテスト群が上回ったが、推論の多肢選択問題の成績は、思い出す練習で高まらなかったと報告している。
限界
- 一般化できない範囲
- 対象は子どもではなく、演繹的推論という限られた課題の結果であり、他の応用問題で効果が出る研究とは結果が分かれている。
この研究を参照するページ
- 思い出す練習をすると、練習していない応用の問題まで解けるようになると報告されていますか?結果が分かれています。研究をまとめたメタ分析は、応用問題や推論の問題への広がりがあったと報告しましたが、出版の偏りを補正すると条件によっては見られなくなるとしています。中学生の理科で広がりを報告した研究がある一方、推論の問題では伸びなかった研究もあります。小学生で応用問題への広がりを調べた研究は、この確認の範囲では見つかりませんでした。
- 学び方の研究ノート:思い出す・間をあける・まぜて解く・手で書く・動画・学習スタイル思い出す練習、間をあけた復習、種類をまぜた練習、手で書くか打つか、動画で学ぶこと、学習スタイルの6つについて、研究で確かめられていることと、まだ確かめられていないことを分けて読みます。関連するエレメンタリーの教材も紹介しますが、その効果をこれらの研究が確かめたものではありません。
- 研究検証台帳の一覧登録済みの研究を標本・報告・一次資料で並べています。